日記
トルコ手織りキリム展
こんにちは♪ラフェルム神戸です。
本日は9月24日、25日に河原工房高槻店で開催されました
『トルコ手織りキリム展&雑貨市』のお話をさせていただきます♬
実は、私…Yがオールドキリムを好きすぎて、企画したイベントなんです。
そこで、今回は、イベントの様子を少しですがお伝えしたいと思います♪
まずは、『MY Kilim』さん 品村ご夫妻のご紹介です。
品村ご夫妻との出会いがなければ、このイベントは実現できなかったと思います。
品村ご夫妻は、キリムを求め、40回以上トルコへ旅をされてきました。
回数もすごいのですが、本当にすごいのは…
かつてトルコ地中海地方を移動しながら暮らし、長い歴史と広い活動範囲を持っていたトルコ系遊牧民も、
今ではほとんどの人が定住生活を送るようになり、
その数が減少の一途を辿る中、昔ながらの移動生活を続ける遊牧民を直接訪ねて買付をされていることです。
品村ご夫妻は遊牧民に敬意を払い、自分達の足で出向いていく姿勢を貫いています。
キリムを愛してやまない品村ご夫妻のお人柄だからこそ、キリムのお話がとっても面白いのです!
この2日間、私もたくさんお話をさせていただいて、更にキリムが好きになってしまいました 。
そして、品村ご夫妻がお持ちなっているコレクションもすごい!!
今回、特別に見せて頂きました~。
某博物館でも展示されたことがあるとか・・・。
細かい複雑なモチーフがデザインされたアンティークキリムは圧巻。
ナマクダン(塩袋)。遊牧生活に欠かせない塩とそれを守る塩袋。
入り口の部分が狭まっているのは、家畜が頭を入れて勝手に
塩をなめないようにするためらしいです!
不思議な形の意味を知ると更にかわいく感じます。
表側には拘ったデザインの織り方をしていますが、見えない裏側はとてもシンプル。
この素敵なキリムは、なんと実際に使われていた穀物袋をアレンジしたものです。
こんなに素敵な穀物袋を使用していた遊牧民の美的センスに脱帽です。
品村ご夫妻を囲んでのトークイベントは、トルコの状況・キリムの模様や織り方・買付のお話から
キリムのお手入れ方法まで、お茶とお菓子をいただきながらとっても楽しい時間となりました。
キリムのお手入れは、天日干しをしっかりする事がポイント!
いつもより規模は小さめですが雑貨市も開催しました~。
二日間、多くの方がご来場くださり、本当にありがとうございました!
今回、ご来場いただいた方は、『キリム』って名前はなんとなく知っていたけど、
実際見て触ったのは初めて!といった方が多くいらっしゃいました。
皆さん熱心に、キリムのお話を聞いてくださり、目を丸くしてキリムを触っていただいている姿。
何より、「楽しかった!!」「キリムって良いね♪」
「こんなイベントこれからも企画してくださいね」といった
お声をたくさんいただきましたこと…本当に有難いな~と胸が熱くなりました。
また、これからも、皆さんに喜んでいただけるイベントを企画していきたいと思っています。
ご参加いただいた皆様。ご協力いただきました皆様。
本当にありがとうございました!!
本日もお読みいただきありがとうございました。
次回も楽しみにしていてくださいね♪