ラフェルムの家に足を踏み入れると、そんな感覚を覚えることがあります。

真っ白で何もかもが整った空間ではなく、
木の表情や漆喰の質感、アンティークの小さな家具や照明。
ひとつひとつに違った表情があって、
それらが重なり合うことで、家全体にゆったりとした空気が生まれます。
朝、窓からやわらかな光が入ってきたり、
夕暮れには照明の明かりが漆喰の壁をやさしく照らしたり。
何気ない一日の中にも、
「ここ、好きだな」と思える瞬間がきっとある。
そんな小さな「好き」が積み重なって、
いつの間にか、その家が自分らしい場所になっていくのだと思います。

古材の梁や木の扉も、少し味わいのある素材も、
最初から完成された美しさを持っているわけではありません。
暮らす人の時間とともに、少しずつ馴染み、
傷や変化さえも、その家だけの表情になっていく。
新しいけれど、どこか懐かしい。
きれいだけれど、気取らない。
そんな住まいで、好きなものに囲まれて暮らす。
ラフェルムが大切にしているのは、
そんな「時間とともに育っていく暮らし」です。