日記
お家のテラスでディナー ~ラ・ロシェルより~
Uです♪
フランスの港街、ラ・ロシェルでの夜。
この日はムシューが料理の腕を振るってくれました。
マダムとムシューでお料理中。
画像を見てもわかるように
お家の照明が日本を思うと
暗くないのかしら?と感じるヨーロッパの照明事情。
蛍光灯を使用することも少なく、部屋全体を照らすよりも
テーブルの真下など必要な個所のみ照らし
その他は間接照明で、明るさと雰囲気を大切にしているよう感じます。
テラスでのディナーの始まりです。
滞在中お家の中で食事したことは、結局一度もありませんでした。
屋根もある場所なので
ひどい雨以外は気にしません。
ほんとにフランス人はテラス席が好きだな~と強く感じましたが
この土地にとって最高の季節のタイミング
その場とその時を存分に楽しむ
フランスエスプリの一つですね。
まさにフランス。
山盛りのムール貝。
まさにフランス。
見たことのないいろんなチーズたち。
かつてシェフになろうかと考えたこともあるほどの腕前のムシュー。
まるで星付きレストランみたいに美味しいよ!と伝えると
『いやいや、星付きよりおいしいよ!!』とのお返事。
返事のユーモアもお手本になる
すてきな夜でした♡
フランスの港町 ラロシェルのマルシェ
以前にお話ししたフランス南部にある美しい港町、ラロシェル。
パリ・モンパルナス駅からTGVで3時間ほどで着きます。
私はシャルルドゴール空港から車で向かい
5時間ほどかかりました。
ラロシェルに住む友人家族が迎えに来てくれたのですが
当たり前のように運転していたので
フランス人は長距離運転に慣れているのかしら?と思った今回の旅の始まりです。
さて、フランスと言えばマルシェ。
前日の運転疲れも見せず、マダムの
『マルシェに行きましょう』の一言に心ウキウキ 。
初夏の時期に訪れた港町はとてもいい季節。
青い空がよく似合います。
マダムは60代後半で、背も高くなくモデルさんのような体系でもなく
日本にいる普通のおばあちゃまのようだけど
袖のない薄手のワンピースを着て
カゴバックにカジュアルなサンダル
短い髪にサングラスを付けて、なーんだかステキ。
決まったようにお買い物が始まります。
マダムはいつものようにという感じで
パテ屋さんで3種類ほどパテを購入していました。
包み紙から包み方から
何もかも素敵!!
当時フランスではパリのマルシェしか知らなかった私。
都会とは違う
なんだか優しい空気と温かさを感じる
活気のある空気。
自然と心が緩み踊ります♪
その土地特有のものは
やはりお持ち帰りしたくなりますね。
ここでは塩が有名です。
可愛いボトルに入ったお塩はお土産にオススメ♡
どの街でも私は
お花に夢中です♡
そしてどの土地に行っても
マルシェは心弾みますね♡
かわいいヴェルノンの街
Uです♪
クロードモネが残した楽園
ジベルニーの庭を数回お伝えしてきましたが
最後は街のお話しを♪
モネの庭で有名なジヴェルニーですが、他にも楽しめる場所はたくさんあります。
歩いて周るのに丁度いい広さで30分ほど歩けばほとんどの場所を散策できますよ。
道すがらにもこんなかわいいお知らせが♡
そして村のもうひとつの目玉は、印象派美術館です。
19世紀末の印象派運動の先駆者たち
そこから今日までの、継承者の画家たちのを絵画を扱っています。
またジベルニーからほど近い
ヴェルノンの街へも行ってきました。
モネはこの街の風景も描いており
ぜひ訪れたい素敵なところです♪
美しいノートルダム教会や
印象派の傑作がたくさんある美術館など…
素敵なレストランもいくつかあり
観光地価格のジヴェルニーより、お得に楽しめることも魅力ですね。
魅力的な中世の邸宅が並ぶ街並み。
可愛い看板がたくさんあります。
この街もまた、どこを切り取ってもため息のでるすばらしさです。
さて、クロードモネを辿った回はいかがでしたか?
主な観光スポットは半日~1日でも見て回れますが
村に1泊して穏やかな時間を楽しみ
かつてモネが過ごしたように滞在する…そんな過ごし方も
とても素敵な旅になりそうですね♪
ジヴェルニー・モネの花の庭
Uです♪
クロード・モネは1883年の43歳から1926年に86歳で亡くなるまでの間
フランスのジヴェルニーで過ごしました。
フランスのパリから西へ約80km行った場所にあるこのお庭。
今回はその中でもお花に溢れた
モネの邸宅前に広がるお庭をご紹介します。
モネの庭は大きく分けて二つあり、
全く雰囲気が違います。
一つは前回お話した蓮池
そしてもう一つがこのお花たっぷりのお庭です。
モネの蓮の花の絵画はあまりにも有名ですが
このお花たっぷりの庭の絵も多く残しています。
この場所はため息と尊敬しかありません!♡
私が訪れたのは初夏でした。
色とりどりの花々が重なりあい
立体的に咲きます。
通路を覆い隠すナスタチュームが圧巻です。
自然の力溢れる植物のアーチ。
随所に見どころがあります。
どこを撮影しても絵になりますね。
そして季節の移り変わりとともに
様々な植物たちが
入れ替わり立ち代わり咲いていきます。
全ての季節に行きたい!!
そんな気持ちになる噂通りのとても素晴らしいお庭でした♪
次回はモネのお庭の街のお話をします♪
ジヴェルニー・モネの睡蓮の池
色彩豊かな庭園をいくつか設計したモネですが
中でも最も大規模なプロジェクト、それがこの有名な水庭です。
パリのオランジュリー美術館で見ることのできる「ニンフィア(睡蓮)」。
彼の世界的に有名な絵画です。
ここに来るのは
その風景をこの目でを見たいから。
この庭はクロード・モネ財団が守ってくれています。
入場してからこの池まで、しばらく歩いてたどり着くまでの道のりは
ワクワクそのものですよ♡
高まる期待は裏切りません。
『これが~!あの風景なのね!!』
と心が叫んでおります。
日本風の橋がかかり、睡蓮、藤、ツツジが咲き乱れます。
東洋・日本に想いを馳せてくれていたことが
なんだか嬉しくなりますね。
この橋から、当時のモネが描いていた風景と同じものを見てるのかしら…
そう思うと
ここを守ってくれている方たちに感謝が溢れます。
画像を逆さまにしてみました♡
池に映る空と緑と
そこに生きる睡蓮の美しさに
また気づきますね。
いろんな見え方を楽しみながら、モネが感じていた何かに想いを馳せます。
さて、あの睡蓮の絵に会いたくなりますね。
先にパリのオランジュリー美術館にいって、絵画を見てからここに行くか
はたまたこの池を見てからあの絵に会いに行くか
うーーーーーん…どちらもがいいな。
贅沢な妄想ですね♪